
こんなこと気になりませんか?
- いつでも肌がカサカサしている
- 蕁麻疹(じんましん)が出やすい
- アクセサリーなどが触れるところに湿疹が出る
どんな症状・病気?
蕁麻疹(じんましん)、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎が3大症状
アレルギーによる皮膚トラブルは、「蕁麻疹(じんましん)」「接触皮膚炎」「アトピー性皮膚炎」が3大症状といわれています。しかし、アレルゲン(抗原)は、動植物、食品、化粧品、金属、化学薬品、薬など、さまざまなものが考えられるため、原因が特定できない場合も多くあります。
アレルギー性皮膚炎の症状は、「軽微」「軽症」「中等症」「重症」と段階的に悪化していきます。皮膚のかゆみによってかいてしまい、それによって悪化していく、という悪循環に陥り、症状が悪化していきます。
軽微<かく>
それほど炎症がないものの、いつもカサカサと乾燥している。
軽症<かゆいからかく>
いつも乾燥して、軽い赤みや鱗屑(りんせつ)がある状態。
中等症<かきむしる>
赤み、鱗屑(りんせつ)、少数のブツブツ、かきあとなどがある状態。
重症<かき壊す>
腫れ、むくみ、皮膚のゴワゴワを伴う赤み、ブツブツした発疹、鱗屑(りんせつ)、かさぶた、小さな水泡、ただれ、多数のかきあと、硬いしこりなどが見られる状態。
その原因として考えられるのは?
原因 アレルゲンが体内に入り、さまざまな症状を起こす
食べたり呼吸したり、肌のバリア機能が弱るなどして、体内にアレルゲンが入ることによって、アレルギー症状が起こります。アレルギー症状は、アレルゲンの数だけあるといってもよく、その起こり方もさまざまです。
アレルギーには、I型からIV型までの4種類があり、「蕁麻疹(じんましん)」「接触皮膚炎」「アトピー性皮膚炎」に関係あるのは、I型とIV型だといわれています。I型アレルギーは、即時型の反応で、アレルゲンが体内に侵入してから15分後くらいに反応が出ます。アレルゲンが肥満細胞の表面にある抗体と結合すると、肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されてアレルギー症状が起こります。I型アレルギーの代表的な皮膚炎は「蕁麻疹(じんましん)」ですが、「アトピー性皮膚炎」にも関係していると考えられています。
また、IV型アレルギーは、アレルゲンが体内に侵入してからアレルギー症状が起きるまでに、1日から数日かかるもので遅延型とも呼ばれます。遅延型の場合は、アレルゲンの情報を受け取って記憶しているリンパ球が、再度、アレルゲンを侵入したことによって、他のリンパ球やマクロファージを呼び寄せ、攻撃させることで過剰な炎症を起こしてしまうものです。したがって、抗体は関与していません。IV型アレルギーによる代表的な皮膚炎は「接触性皮膚炎」ですが、こちらも「アトピー性皮膚炎」にも関係していると考えられています。
アレルギーの原因が特定できている人は、市販されている医薬品の使用が手軽で便利です。最近では、症状が出始めたら、つらくなる前に服用する、医療用成分配合の内服薬もあります。
その対処法
対処法1 アレルゲンを体内に入れない、触れない
「蕁麻疹(じんましん)」ならば、魚、肉、たまごなどをはじめとした飲食物、抗生物質や解熱鎮痛剤などの薬剤、植物や昆虫などがアレルゲンになる可能性があります。また、「接触皮膚炎」ならば、ウルシやギンナンなどの植物、化粧品、クロムやニッケルなどの金属、洗剤、薬剤などがアレルゲンの代表です。したがって、これらのアレルゲンを体内に入れない、触れないことが何よりも重要です。
原因物質がはっきりしないことも多いので、アレルギーを起こす可能性がある食べ物はできるだけ避けます。また、化粧品などは、上腕の内側など皮膚のやわらかい部分でパッチテストをして、アレルギーを起こさないか確認してから使うほうが安心でしょう。
対処法2 十分な保湿を心がける
皮膚には、バリア機能と呼ばれる体の内部を守る機能があります。この機能によって、皮膚の乾燥を抑え、同時に体外からの異物の侵入を防いでいます。このバリア機能が低下すると、皮膚が乾燥し、外界からの刺激を受けやすくなってしまいます。このバリア機能を高めるために重要なのは、肌の保湿。入浴後、水仕事の後など、ローションやクリームなどで、十分に保湿することを心がけましょう。
対処法3 生活習慣を見直して、体質を変えていく
アレルギー症状の緩和に有効だとされるのが、体質改善。アレルギーの原因として、さまざまなことがあげられていますが、元来は体の防御反応であり、その働きを正常に戻すことが重要とされます。十分な睡眠と規則正しい生活、適度な運動などでストレスを解消するように心がけましょう。
こんなときは病院へ
かゆみがひどく、日常生活に支障がでるときには病院を受診しましょう。
受診外来 <皮膚科>
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