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ちょっと気になる不快な症状|骨や筋肉のトラブル

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関節痛

こんなこと気になりませんか?

  • 動かしたときに関節が痛い
  • 立っているとひざの関節に痛みを感じる
  • 階段の上り下りで痛みを感じる
  • 屈伸するとポキポキ、ギュッギュッと音がする
  • 正座ができない

どんな症状・病気?

強い負荷がかかるひざに最も多く現れる

関節は、動くこと、支えることという2つの重要なはたらきをもっている骨と骨とのつなぎ目。骨端が軟骨で覆われ、摩擦を軽減するだけでなく、骨同士が直接ぶつからないように、クッション材としても重要な役割を担っています。関節痛とは、手指、ひじ、肩、腰、ひざなどに発生する関節の痛み。何らかの原因で、関節に異常が起こり、動く、支えるといった関節の基本的な動きに障害が起きたときに生じるものです。日常生活では動いたり、体の重みを支えたりするために、関節には常に強い負荷がかかっています。とくにひざ関節には歩くだけで体重の数倍もの強い力がかかるといわれています。とくに関節を支える筋肉が弱い高齢者や、男性に比べて関節の骨同士が接触する面積が小さい女性などのひざで関節痛が起こりやすいのは、こうした理由からです。

中高年に多いのが「変形性膝関節症」

ひざの関節痛では、動き始めにひざがこわばったり、鈍い痛みを感じたりすることが多いようですが、だんだんと立っているだけでも痛みを感じるようになります。なかでも中高年以上の方で、これといった原因もないのにひざが痛む場合は、「変形性膝関節症」が疑われます。これは、ひざ関節の軟骨がすり減り、変形を生じて、腫れや痛みなどの炎症が起こる病気。ひざを動かしたときに痛みが起こる、ひざの曲げ伸ばしがつらくなる、ひざが腫れるなどの自覚症状が見られます。

その原因として考えられるのは?

原因1 関節軟骨の減少

関節痛の主な原因は、摩擦による関節軟骨の減少だといわれています。関節軟骨は、コラーゲン線維に付いたヒアルロン酸の芯に、コンドロイチン硫酸が網のように張り巡らされたひと塊がいくつも連なって構成され、関節液を保持することでクッションのように関節にかかる力を吸収しています。しかし、動くたびに関節軟骨は摩擦で磨り減ってしまうため、常に体内で産生され、一定の量が保たれているのです。ところが、加齢によって軟骨を作り出すはたらきが衰えたり、体の重みによって摩擦が激しくなったりすると、補充が間に合わず、軟骨は減ってしまいます。その結果、遊離した軟骨や、骨同士が直接触れ合うことが原因となって、関節を包み込んでいる関節包や骨と骨を結びつける靭帯に炎症が起こるため、痛みを生じるのです。これが進んで骨が変形すると、「変形性膝関節症」になります。

原因2 関節液の減少

関節炎は、関節液(滑液)の減少によっても起こりやすくなります。関節液とはヒアルロン酸を含んだ粘りのある液体で、関節をスムーズに動かす潤滑油のはたらきや、栄養や酸素を軟骨に供給するはたらきをしています。この関節液の分泌は、加齢とともに減少するため、年とともに関節の動きがスムーズでなくなったり、ひどい場合は、関節を包み込んでいる関節包が引っ張られたり、靭帯が伸びたりして、炎症を起こしてしまうのです。

原因3 関節の病気や外傷

このほかの原因としては、主に加齢や体重増加によって起こる「変形性膝関節症」をはじめ、「関節リウマチ」やひざの周辺の骨折、靭帯や半月板を痛めるなどの外傷によるものが考えられます。「関節リウマチ」は、免疫反応の異常により、免疫細胞が自分自身の関節組織を攻撃し、炎症を起こしてしまう病気。このほか、体内の代謝異常によりできた物質が原因で関節に痛みが生じる「痛風」などがあります。

その対処法

対処法1 適度な運動で筋肉を鍛える

骨や関節に対する負荷をやわらげるのは筋力。加齢などにより筋力が低下すると、関節にかかる負担が増加します。水中ウォーキングなどあまり関節に負担がかからない適度な運動で、筋力の低下を防ぎましょう。また、ひざが悪くなるほど、歩かなくなってしまいがち。しかし、関節は動かさなければ余計に萎縮が進み、ますます関節周囲の筋力も低下してしまいます。こうした悪循環に陥ることがないよう、日頃から体を動かすように心がけましょう。

対処法2 太り過ぎないように生活改善を

体重が増えると、それだけ関節への負担も大きくなり、痛みも増幅します。栄養のバランスをとりながら、食事の量をコントロールし、肥満を防ぎましょう。軟骨や骨の構成成分であるコラーゲンや、骨の基礎を作るカルシウムなどを多く含む食事にも心がけるとよいでしょう。

こんなときは病院へ

関節に激しい痛みが起こったら、まずは安静にすることが大切です。無理して動かすと症状を悪化させてしまうため、痛みが落ち着いてきたら病院を受診しましょう。

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