
こんなこと気になりませんか?
- お腹が張る
- 下腹部が痛い
- 食欲不振
- 吹き出物やニキビが増えたり、肌荒れがひどくなる
どんな症状・病気?
便秘になるとお肌が荒れる?
「便秘」をはっきりと定義づけることは難しいのですが、一般的には「便通が順調に行われない状態」を指します。この「順調に」という基準には個人差があり、毎日の人もいれば、2、3日に1回という人もいます。たとえ排便の回数が少なくても、本人が不快に感じなければ正常といえますが、目安としては週2日以下しか排便がない状態を便秘と考えれば良いでしょう。便秘になると、「お腹が張る」「食欲がなくなる」「肌が荒れる」といった症状が現れる他、お腹にガスがたまっておならが臭くなったり、呼気にガスが混じって、口臭の原因になったりします。
その原因として考えられるのは?
原因1 不規則な食事、偏った栄養
食事を抜いたり、食事時間が不規則になったりすると、体のリズムが乱れて腸のはたらきが悪くなり、便秘になりやすくなります。また、食物繊維の摂取量が少ないと便の量が減り、便が硬くなって便秘になりやすくなります。また、水分が不足しても便は硬くなりがちです。
原因2 便意をがまんしてしまう
女性によくありがちですが、職場や学校などで恥ずかしいからとトイレをがまんしていると、次第に知覚が鈍くなって便意を感じにくくなり、便秘になりやすくなります。
原因3 生理前の時期や妊娠時
生理前の時期や妊娠時には、子宮や子宮内の胎児に影響を与えないよう、女性ホルモンの分泌量が増え、大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を抑制します。これによって、内容物が腸内にとどまる時間が長くなるため、水分が過剰に吸収されて、便が硬くなりがちです。
原因4 加齢による運動機能、筋肉、神経の衰え
お年寄りの中にも便秘になる方がよくみられます。これは、食事の量が減って便の量が減ることが理由の第一にあげられます。この他、加齢により大腸の運動機能が衰えたり、排便に必要な腹筋が衰えたり、神経が鈍ったりすることも影響しているようです。
原因5 腸内細菌叢の乱れ
人間の腸内には、体に良い影響を与える、いわゆる「善玉菌」と呼ばれる細菌と、体に悪影響を与える「悪玉菌」と呼ばれる細菌が生息しています。こうした細菌が一つの生体系をなしてすみついている状態を「腸内細菌叢」と呼び、この腸内細菌叢のバランスがくずれると、腸の正常なはたらきが阻害されて便秘になることもあります。
原因6 ストレスによる自律神経の乱れ
胃腸は精神的な影響を受けやすいデリケートな臓器です。精神的なストレスを受けると自律神経に乱れが生じて、下痢になる場合もあれば、便秘になる場合もあります。
その対処法
対処法1 便意をがまんしない
便秘にならないためには、日頃から気をつけることが大切です。まずは規則正しい生活を心がけて、排便を習慣づけるようにしてください。このとき、便意があるのにがまんしないようにしましょう。規則正しい排便が便秘を避ける最善策です。便意をがまんし続けた結果、便意を感じにくくもなります。ストレスをためないようにすることも重要です。
対処法2 便秘薬の乱用に気をつける
便秘になったときに便秘薬を使う人は多いですが、刺激性の便秘薬を頻繁に服用するのはおすすめできません。何度も服用しているとその刺激に慣れ、だんだんと強い薬を服用しないと効かなくなってしまうからです。
対処法3 お腹にいい食事を心がける
食物繊維が豊富な野菜や果物などをとったり、便を軟らかくするために、水分を十分とるようにしましょう。また、腸内細菌を整えるはたらきのあるヨーグルトなどをとるように心がける、なども効果的です。
こんなときは病院へ
便秘薬や浣腸などを乱用すると、薬が効きにくくなってしまうことがあります。なかなか改善しない場合は検査を受けましょう。
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