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ちょっと気になる不快な症状|足のトラブル

うおのめ・たこ・いぼ

こんなこと気になりませんか?

  • 足の裏に、皮膚が黄色く厚くなっている部分がある
  • 足の裏の角質が厚く盛り上がり、中心にかたい芯ができている
  • つまむと痛みがある、小さくてかたいできものがある

どんな症状・病気?

皮膚が厚く硬くなる“うおのめ”や“たこ”

うおのめとは、足の裏や足の指の関節部分に、靴などの刺激で起こるかたい円錐形の隆起を指します。中心に角質が固まってできたかたい芯があり、これを押すと、かなりの痛みがあります。一方、たこは、皮膚が厚く硬くなって盛り上がり、少し黄色みを帯びています。うおのめと違って、芯はなく、普通は痛みがありません。むしろ厚くなった角質のために感覚が鈍くなっていることもあります。また、たこは、足の裏だけでなく、刺激を受ける部位にできます。

いぼはウイルスの感染でできる

いぼとは、皮膚から盛り上がっている小さなできもので、「疣贅(ゆうぜい)」とも言います。多くの場合、ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス)の感染によってできます。このウイルスは、現在100種類以上が確認されていますが、いぼはこの種類によって見た目も性質も違ってきます。人から人へ感染する可能性はありますが、健康で正常な皮膚には感染しません。ただ傷があったりするとそこからウイルスが侵入し、表皮細胞に感染したり、一つのいぼを触っているとその周辺に広がることもあります。

その原因として考えられるのは?

原因1 うおのめやたこは長期間の刺激が原因

うおのめは、表皮の角質が、長期間にわたるこすれや圧迫などの刺激によって、徐々に厚く盛り上がり、そのまん中に角質の固い芯ができてしまうもの。芯の部分は真皮に向かってくさび状に入り込んでいるため、上から押されると真皮の神経が刺激され、ちょっと触れただけでも鋭い痛みを感じることがあります。ほとんどの場合、足に合わないきつい靴をはき続けることが原因と言われています。たこも、うおのめと同じように、こすれたり、圧迫されたりすることが原因。足に合わない靴や歩き方の癖などによって、足にできることが多いですが、生活習慣によって体のあちこちにできることがあります。鉛筆との摩擦で手にできる“ペンだこ”、おしゃぶりの癖で乳児の手や腕にできる“吸いだこ”、同じ姿勢で座っていることが多い老人の尾てい骨にできる“すわりだこ”など、さまざまです。

画像-うおのめやたこは長期間の刺激が原因
<イメージ図>

うおのめを上から押すと、くさび状の芯が神経を刺激するため、痛みを感じる

原因2 いぼは、感染した細胞が分裂してできたかたまり

いぼの原因となるヒト乳頭腫ウイルスは、傷がある部分から侵入し、表皮細胞に感染します。感染した表皮細胞では、活発な細胞分裂が起こり、周囲の正常な細胞を押しのけ、やがては感染細胞が分裂してできたかたまりである“いぼ”になります。このように、傷を通して感染するため、傷つきやすい手や足にできることが多いのです。

その対処法

対処法1 摩擦や圧迫などの刺激を遠ざける

うおのめやたこは、どちらも刺激によって角質が硬くなったものなので、まずは摩擦や圧迫などの刺激を遠ざけることが大切です。また、角質を軟化させるサリチル酸を配合した外用薬を用いる方法もあります。サリチル酸で患部を軟らかくしてから、ピンセットなどで取り除きます。この他、ヤスリやカッターで患部を削る方法もあります。患部と正常な組織の境界がはっきりしているたこの場合なら、患部を削って平らにすることで、それ以上の圧迫を避けることはできます。しかし、うおのめの場合は芯があるので、表皮を削っても芯が残り、再発しやすくなります。

対処法2 いぼ、うおのめ、たこをしっかり見分ける

いぼは、ウイルス性なので、そのウイルスの種類によって治療法が異なるだけでなく、間違った治療法で症状を悪化させてしまうことがあるので、自分で治療せずに、専門医に任せるようにします。いぼをうおのめやたこと見分ける一番の方法は、見た目で判断すること。うおのめやたこには皮紋と呼ばれる模様が刻まれていますが、いぼに皮紋はなく、表面はガサガサしています。また、削ると点々と小さな出血があるのもいぼの特徴です。

こんなときは病院へ

いぼのように見えても、悪性の腫瘍の可能性もあるので、判断のつかない場合は、病院を受診しましょう。

受診外来 <皮膚科>