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しのびよる生活習慣病

生活習慣病を引き起こす「血管のサビ」って何?

クギや鉄パイプなどがサビるのは、酸素によって酸化されるためです。実は体の中でも酸化によって血管などがサビていくことが分かっています。
それは、酸素から発生する活性酸素が原因です。
そこで、どのようにして血管のサビが起こるのか?酸素がどのように影響しているのかを見てみましょう。

人間にとって必要な「酸素」

38億年前、地球上に酸素が出現しました。

そして、22億年前、酸素をエネルギー源とする細菌(好気性菌)が生まれました。
この細菌は、植物がエネルギーを作り出す「光合成」を逆方向に使って酸素をエネルギー源に利用することに成功しました。

その後、多くの年月を経て、多細胞生物へ進化し、人間のエネルギー源にもなっています。
生物は、摂取した蛋白質や糖を分解し、酸素に電子をあずける形になって酸化されながら、エネルギーを作る反応を進めていきます。
酸素は生物がエネルギーを作る上で、重要な働きをしています。

「酸素」は体にとって必要だが、諸刃の剣!

酸素を含め化合物は電子を持っており、安定に存在している時、電子は対になっています。

酸素も通常は電子を対で持っていて安全に存在しています。
しかし、体内で、酸素が電子を1個受け取ると、電子は対でなくなり不安定となります。すると回りから電子を引き抜こうとします。この物質を活性酸素といいます。

活性酸素は、回りの物質から電子を引き抜きしてしまうので、体内の細胞に損傷を与えてしまうことがあります。

人の体も酸化される!血管も酸化される!これが血管のサビ!

化合物などから、電子が引き抜かれたことを「酸化」といいます。

脂質でできている細胞膜は、体内で発生した活性酸素まで酸化され、障害されます。細胞膜が障害されると細胞は正しく機能しなくなります。

血管の細胞膜が酸化されると、細胞膜の脂質が過酸化物になります。これを「血管のサビ」といいます。

血管のサビがたまると、血行が悪くなる!

血管の内側にサビが付くと、スムーズに血が流れなくなります。

血管自体も硬くなり、弾力が失われて、血行が悪くなります。

血管のサビを防いで、血行を良くする天然ビタミンE

天然ビタミンEは自分自身が酸化されやすい性質を持っており、周りを酸化から守るという抗酸化作用を持っています。
体内での酸化によるサビ(過酸化物)の発生を抑えて、血行を良くします。

天然ビタミンEは脂溶性物質なので、脂質からできている血管の細胞膜に存在しやすいため、「血管のサビ」を防ぐことができます。