なぜ夜中に目が覚めるのか?
年齢による睡眠の変化
夜中に何度も目覚め、なかなか熟睡できない。このような悩みは、「寝室が寒い」「他の部屋の音が聞こえる」「外の明かりが気になる」など、室内環境の問題の他に、年齢が深く関係しているといわれています。年齢を重ねるにしたがい、朝、早起きになる傾向がありますが、それも年齢による睡眠の変化がもたらす自然な現象なのです。
睡眠にも老化現象がある
からだに老化現象があるように、睡眠にも老化現象があります。睡眠には主に2つの種類があって、脳とからだが眠る深い睡眠「ノンレム睡眠」と、脳は起きていて、からだだけが眠っている浅い眠り「レム睡眠」があります。ところが50歳代頃から、深い眠りである「ノンレム睡眠」がだんだんと少なくなるため、夜中に目覚めたり、朝の目覚めが早くなったりします。80歳代ともなると、「ノンレム睡眠」はほとんどなくなってしまいます。
また、年齢とともに、トイレに行く回数が増える傾向にあるため、夜中に目覚めやすくなってしまう場合もあるようです。
睡眠を妨げない環境をつくる
周りがうるさかったり、まぶしかったりすると、脳が刺激を受けて目覚めてしまうことがあります。音や光で睡眠を妨げることのないよう、カーテンを厚手の遮光カーテンにする、照明を間接照明にするなど、寝室の環境を整えることが大切です。
寝る前の深酒は御法度!
「お酒を飲むと熟睡できる」と思っていませんか? 寝る前の深酒はかえって逆効果。なぜならアルコール中の覚醒物質がはたらくため、深酒をすると夜中に目覚めてしまうことが多いのです。寝酒を飲むなら、自分自身の適量を知って少量に抑えるか、お酒の代わりに睡眠を持続させる効果のある「セロトニン」を含む牛乳をホットで飲むようにしましょう。ただし、夜中に何度もトイレに起きるのが気になる人は、できるだけ寝る前の水分摂取を控えるようにしましょう。
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